「あぁ、月曜日もまたあの現場か……」
43歳。20年、鉄を曲げ、油にまみれ、現場を支えてきた。 正直に言う。今の俺は、毎晩寝る前に「明日会社に行きたくない」とスマホの画面を見つめて溜息をつく、ただの中年親父だ。
体はあちこちガタがきている。冬の朝の冷え込みは腰にくるし、若手のような無理もきかなくなってきた。それでも、俺には立ち止まれない理由がある。
「娘2人の学費」という、逃げられない現実だ。
これから先、娘たちが自分の道を選ぼうとした時、親父の俺が「金がないから無理だ」なんて口が裂けても言いたくない。あの子たちの未来を、俺の現場仕事の給料だけで守りきれるのか? その不安が、夜な夜な俺を襲う。
だから、俺は慣れないキーボードを叩き始めた。 周りからは「43歳からブログなんて無理だ」「現場職が何を書くんだ」と笑われるかもしれない。
でも、これは俺にとっての「逆襲」なんだ。
今日、俺は12記事目を書き終えた。 Googleの設定に四苦八苦し、アクセス数が「自分だけ(わら)」という現実に打ちのめされそうになっても、手を止めなかった。
なぜなら、このブログこそが、会社に依存せず、自分の腕一本(いや、指一本)で家族を守り抜くための「新しい道具」だと確信したからだ。
17時。 体調がすぐれない中、模試を受けてきた娘がもうすぐ帰ってくる。 「おかえり。パパも今日は一日戦ったぞ」
胸を張ってそう言えるように。 俺は月曜日も現場へ行き、そしてまた、この場所で逆襲の続きを書く。
「不器用な親父にデザインは無理。でも、プロの力を借りる『決断』なら今すぐできる。」

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